18 WorldShaura 2831R-2
追記: 2019/11/16 鱸が釣れました。
自身2本目となる Newワールドシャウラ(スーパーレッド) スピニングモデルです。
最初に 2833RS-2を買い、レングスがとても扱いやすかったので、汎用的に使えそうな 1パワーのロッドを買い足しました。
もしかしたらシーバスロッド・カテゴリーでの、オカッパリ最強ロッドなのかもしれません。
スペック
WORLD SHAULA 2831R-2 テクニカルファイティングスペシャル
サクラマスやシーパスなど、河川や港湾に潜むランカーフィッシュを仕留めるために開発された、ワールドシャウラの新提案となるロングテクニカルスピン
高バランス化と共に進められた軽量化によって、10~15cmクラスのフローティングミノーや、8.5~11cmクラスのシンキングミノーのテクニカルな操作での疲れを軽減。
ナチュラルなアクションからトリッキーなトゥイッチまで自由自在に演出することが可能。
ファイト中はややスロー寄りのレギュラーテーパーならではのどこまでも追従するブランクス設計により、パラシを軽減。
繊細さの中に備わった高い実釣性能を実感できる1本に仕上がりました。
- 発売: 2018年4月
- 全長: 2.51m
- 継数: 2本 (逆並継)
- 仕舞寸法: 130.0cm
- 自重: 117g
- 先径: 1.7mm/11.5mm(実測)
- ルアーウェイト: 5~15g
- 適合ライン
(ナイロン): 5~12LB
(PE): MAX1.2号 - グリップ長: 305mm
- テーパー: レギュラー(R) → ややスロー気味
- カーボン含有率: 99.8%
- 定価: 73,500円 → 75,700円(税別 2022年改訂)
- ガイド数: 8個 (トップ SIC-J、その他 トルザイト)
T‒KGST 7‒1.8
T‒KTTG 7 (X2)
T‒KTTG 8
T‒KTTG 10
T‒KLTG 12
T‒KLTG 20
T‒KLTG 30
グリップ長は、ワールドシャウラの場合、グリップ部のワインディングチェック(金色のリング)からグリップ後端までの長さになります。
唯一 283シリーズのみ逆並継ぎで、バット側の継ぎ目がティップ側の継ぎ目より細くなってます。(バット側にティップを被せる構造)
したがってバット側のブランクスは細身で厚巻きですが、逆並継のジョイントと相まって、ややレギュラースローなアクションを実現しています。
ワールドシャウラの他のモデルは、並継ぎになってます。
ワールドシャウラは仕舞寸法:130cmなので、8フィート3インチモデルだと、センターカット・ツーピースとなります。
9フィート以上のロッドは、構造上 スリーピースモデルになります。
(2953R-3 の 9フィート6インチモデルは、センターカットツーピース + グリップジョイントの三本継です。)
使い勝手
ワールドシャウラのサクラマス・シーバスモデルです。
繊細で、柔らかく、愛媛のシーバスシーンにおいて、港湾、ウェーディング、河川と場所を選ばずに使用できるでしょう。
8フィート3インチと若干短いですが、大口径のトルザイトリング(最小 7mmΦ)のガイドにより飛距離が出ますので、9フィートロッドに引けを取らないと思います。
トルザイトガイドは、SICに比べ 摩擦抵抗が少ないのでキャストフィールが良くなり、ガイドの反響音が高いので感度がよくなります。
短くて軽いロッドなので、一晩中キャストしてもまったく疲れが出ません。
大型のシーバスでも、強靭なバットで浮かせられるので、安心してやり取り出来ます。
流石に、磯やサーフから、青物も混ざる場合などでは、2833RS-2や、2953R-3を使用していますが、ほとんどのシチュエーションで、2831R-2を使用しています。
ルアーウェイトは、Max15gなので不安に感じる方もいらっしゃるとは思いますが...
そこはワールドシャウラなので2倍程度の重さは投げられます。
先日も、30gまでのメタルジグを投げてましたが、キャスト時に、少し曲がりすぎる感じはあるものの普通に投げられます。20gジグだと快適ですね。
自分が使っている、一番軽いルアーの 3gジグヘッドに 2.4インチワームも普通に投げられます。
使っているプラグでは、60~120mm、ウェイトは 6~25g程度になります。
ルアーのウエイトを乗せ、反発を生かしたキャストが出来るので、一日中投げても体の負担が少なく気持ち良い釣りができます。
合わせるリール
- 19ヴァンキッシュ C3000XG
- 13EXSENCE LB C3000MHG
これらのリールを組み合わせて使用しています。
軽いロッドには、軽いリールが良くフィットします。
19ヴァンキッシュは、感度も良く、2831Rとのマッチングが最適だと思います。
夢屋セフィアカラーのカスタムスプールを付けると、カラーマッチングもバッチリです。
19ヴァンキッシュ以降の汎用スプールは、2019年秋には、ソアレカラー(オレンジ)、EXSENCEカラー(マットブラック)、コルトスナイパーカラー(ブルー)も追加発売になります。
ステラ互換なので、ステラに取り付けてみるのも面白いかもしれません。
バチ抜けシーズンには、ハンドル1回転の巻き量を抑えるために 18ステラ C2500HGSも使用しています。
使ってみた感想
ワールドシャウラを使いだしてから、シーバスロッドのカテゴリーで多い 9フィート以上の長いロッドの必要性をあまり感じなくなりました。
よく飛ぶし、軽いし、パワーもあり、投げても、8フィート3インチのショートレングスで、思い切り振り抜ける感覚が、とても気に入ってます。
ルアーレンジが広く小さいルアーも得意なので、小型のリールに替えてチニングや、メッキゲームにも十分使えます。
プラグだと、空気抵抗の大きさにもよりますが、25g以下なら余裕です。
愛用している、コアマン・ルアーだと以下のラインナップが得意です。
- PB-13
- PB-20
- IP-13
- IP-18
- BC-16
- VJ-16
- RJ-7
- RJ-10
- PH-02 パワーヘッド(3g~15g)
- ADH-01アルカリダートヘッド(7g, 11g)
その他、IP-26や、PB-24、VJ-22、BC-26なども、ややオーバーウェイトですが投げられます。
ウェーディング以外では、これ等のルアーを、ThirtyFour FREELYレッグに詰め込んで Run&Gunしています。
とにかく投げて気持ちいいので、今ではお気に入りNo.1 ロッドになってます。
ミドルクラスのシーバス用ロッドとしては、2832RS-2 がベターだと思いますが、自分のフィールドで、主に使用しているルアーウェイトを考えると、やはり 2831R-2 がベストだと実感しています。
釣った魚
なぜか2831Rとヴァンキッシュの組み合わせでシーバスが釣れてくれません...
バラしてばっかりなので、最近ちょっと意地になって使用頻度が上がってます。
ファーストフィッシュは、良型のアジでした。
その後...
本命の鱸は、ことごとくバラしていたので、ただの五目釣りロッドになり、鱸の釣れないロッドになってましたが...
やっとのこと、9魚種目にして、念願のシーバス 79cmが釣れました。
自分のジンクスで、ファーストフィッシュが本命以外だと、鱸の釣れないロッドになるので、鱗付けは慎重に行ってはいたのですが... 今回もジンクス通りになってしまいました。
このサイズでは、かなり曲がりましたが、バットパワーで余裕で寄せて来れます。
ヒットルアーは、EXSENCE Goliath Hi 145F(25g)ですが、普通にキャストしてました。
今考えると、オーバーウェイトでしたね。
開発コンセプト通り、ほぼランカーサイズも仕留めれました。
魚とのやり取りでの安心感は、1パワーのロッドでも十分に継承されています。
さすがワールドシャウラですね。
2020春のハイシーズン
先日、イワシが接岸しているので遊びに行ってきました。
無事に 『1832R-2』の鱗付けも出来たので、この日はライトな『2831R-2』で楽しみました。
凄く浅い岩のある場所を、COREMAN VJ-16の早や巻きして喰わせたのでスリリングでしたが...
『19Vanquish C3000XG』のドラグノブを 18ステラのノブに替えているので、ドラグの滑り出しも凄く滑らかで、何度も鰓洗いされたけど、安心してファイト出来ました。
この 筋肉質な 74cmシーバスも無事にランディングまで持ち込めました。
ライトロッドなのに、魚を思った様に誘導できるパワーを秘めた 2831R-2 改めて見直しました。
WorldShaula 2833RS-2
兄弟ロッドの 2833RS-2のインプレです。
2021/2/3 追記
なんと 21スコーピオン 2831R-2 が追加されました。
フィッシングショーが無いので、持ち比べしていませんが、廉価版のスコーピオンなのでお求めやすい価格帯なのが嬉しいですね。