99? Scopion 2652R-2
ステイホームの中、家を片付けていて出てきた スコーピオンロッド
余っているガイドに交換してリメイクして見ました。
スペック
スコーピオン
パワーNo.2(4~18g)2652R-2
スピニングロッドでありながらも、十分なパワーを持つのがこのグループ。バットにパワーがあるので、ビッグフィッシュのコントロールも容易です。2652R-2は重めのリグからキャロライナリグまでカバーします。
SHIMANO 総合カタログ2000より引用
- 発売: 2000年以前
- 品番: 2652R-2
- 全長: 1.98m
- 継数: 2本
- 仕舞寸法: 101.9mm
- 自重: 120g
- 先径/元径: 1.7/9.0mm
- 適合ルアーウェイト: 4~18g
- 適合ラインウェイト: 6~14lb
- グリップタイプ/長さ: ダブル/240mm
- カーボン含有率: 99.5%
- 標準小売価格: 28,000円
- 商品コード: 31748
- ガイド: 8個 (YSGガイド)
上位機種には 『スコーピオンXT』2652Rで 35,500円があり、ハイエンドには『スコーピオンシャウラ』2652Fで 47,000円が有りました。
FEATURE
HI-POWER X 構造
HI-POWER X 構造1ピース、2ピース、4ピースに関わらず、ブランクにはハイパワーX構造を採用しました。ネジレに強く、軽くて高感度、しかもタフ。その強さは2ピース、4ピースといったジョイントをもつロッドの設計にも新次元をもたらします。
専用設計されたブランク
ブランクは 驚きの軽さを実現。
最外層をカーボンテープでX状に締め上げるハイパワーX構造はXTと同様ですが、その元になるブランクは、もちろん、すべてが専用設計。
特に軽さにおいては、目を見張るものがあります。
また、その滑らかなベンディングカーブは2ピースでも4ピースでも、とても自然な仕上がりです。
ジョイント部に関しても、ハイパワーX構造により強度的な信頼度を高めています。
ストレートタイプのコルクグリップ
手のひらへのなじみのよさ、滑りにくさ、そして使う人のフィーリングを重視して、グリップには、天然素材のコルクを採用。ロッドの長さに応じて3種類のサイズを設定しました。
SICリングガイド
高密度エアロガイドシステムで高バランスを実現。
ガイドはステンレスフレームのSICリング。
フレームはシックにガンスモーク。
取付位置は、シマノのノウハウを生かした、高密度エアロガイドシステム(YSGガイド)を採用しました。
1ピース、2ピース、4ピースとも、ハイパワーX構造によるブランク性能をフルに発揮するために、取付位置とサイズを厳選、高バランスを実現しました。
ニュータイプ2ウエイアジャスタブルハンドル
リールの脚の大小に対応し、かつどちらにセットしても、パーツの隙間やギャップを可能な限りなくした、ニュータイプの2ウエイアジャスタブルハンドルを採用。
剛性もアップして、これまで以上にリールの固定力が増し、感度も飛躍的に向上。
タックルの周方向のホールド性がアップする、断面が縦に長い楕円形状のリールシートはXTと変わりません。
2ウエイアジャスタブルハンドルリールの脚の大小への対応を可能にしたのが、シマノの2ウエイアジャスタブルハンドル。
フロントグリップをリセットして180度回すだけでOK。S、Lポジションのどちらもリールをセットしたときの隙間が、握る手に与える影響を極力なくした独自の形状です。
もう一つのスコーピオン
- 発売: 2000年以前
- 品番: 1602R-4
- 全長: 1.83m
- 継数: 4本
- 仕舞寸法: 49.6mm
- 自重: 95g
- 先径/元径: 2.0/9.0mm
- 適合ルアーウェイト: 5~20g
- 適合ラインウェイト: 6~14lb
- グリップタイプ/長さ: プラス/183mm
- カーボン含有率: 99.0%
- 標準小売価格: 31,000円
- 商品コード: 31724
当時は珍しいパックロッドでした。
滋賀に長期出張の際に隠して持って行ってました(笑)
当時使っていたリールは、『スコーピオン クイックファイヤー』と『ABU アンバサダー 4600C ジルローランド』でした。
このロッド、滋賀から帰って数年後に某オークションサイトで売りに出したら、35,000円で定価より高く売れました。
ガイドシステム変更
オールドスコーピオン 2652Rに、ガイドシステムは、FUJIタックルの Kガイド(SIC-J)を取り付けました。
- T-KGST 7‒1.8 トップガイド
- T‒KTSG 7
- T‒KTSG 7
- T‒KTSG 7
- T‒KTSG 8
- T‒KTSG 10
- T‒KLSG 16
- PKLSG 25H
17 DIALUNA MB S706L-4 から流用
ティップセクションは すべてチタンガイドで 初代EXSENCE S902ML/AR-Cの破損したロッドから取り外した物を流用し、バットガイドは ステンレスで 17 DIALUNA MBからから取り外した物を流用しました。
足りない分(T‒KTSG 10)だけ購入しました。
最小ガイドの径は、7mmΦで、PEでのリーダー結束部や、スナップやBOUZリングも通せる様にセッティングしました。
ガイド個数は、8個でオリジナルの Yガイド個数と合わせ、取付位置だけ見直して、PEラインで軽めのルアーを投げる為に通常より 1個多いセッティングにしました。
スレッドは、JustAce ダルスレッド(ポリエステル) 155:Palace Red (Aスレッド)の単色で巻きました
コルクグリップ補修
庭の倉庫に眠っていたので、コルクは真黒く汚れ、目抜けも酷かったので、シンナーで洗浄しサンドペーパー#400で荒砥しました。
いつものダイソーの『穴埋めウッドパテ』を2色調合し、色味を合わせてから刷り込む様にグリップに塗り込みます。
1日放置して乾燥後、サンドペーパー#400で研ぎ出しして、再びシンナーで磨いて完成です。
使っているエポキシ
パシフィックベイ社のロッドビルディング用2液エポキシ材です。
一回目は、シンナーで薄めてサラサラでコーティングして、2回目は硬めでコーティングしています。
FUJIのフィニッシングモーターで 二日間ほど回したら完成です。
ロッドパワーとキャスト性能
ルアーウェイトは、Max18gです。
現行のワールドシャウラやスコーピオンと比べるとパワーが無いので、1パワー位でしょうか。
レギュラーテーパーの調子なので、扱いやすく 7g~10g程度のミノーやシンペンを投げてみましたが、ワンハンドキャストで気持ちよく投げられます。
先頃発売された、ラパラのカウントダウンエリートとも相性は抜群ですね。
ショートロッドなので、ルアーにアクション付けたりしても楽しかったです。
このロッドの使い道
軽めのルアーを使ってライトゲームや、チニングなどで使ってみようと思ってます。
今年は、不要不急の外出が出来ないので、休みを利用してロッドをリメイクしてみました。
もう一本、すごく古いグラスのロッドがあるのでロッドビルディングでもして見ようかなとも考えたりしています。