Spider's Fishing Blog

愛媛在住シーバスアングラーのブログです。

21アンタレスDC XG インプレッション

21 Antares DC XG

シマノ100周年の今年、フィッシングショー(オンライン)で、突然発表された21アンタレスDC

 

購入する気はなく、スルーしてたのですが、店頭で見ると綺麗なボディに見せられ、気が付くと連れて帰ってました。

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う~ん、Twitterでこの写真が 21アンタレスDCのプレゼント企画で使われている。
アカウントも偽物ぽいので、応募しないようにして下さい。
当方とは無関係だし、プレゼントも行ってません。

 

 

スペック

  • 品番: XG RIGHT
  • 発売: 2021年3月
  • ギア比: 7.8:1
  • 最大ドラグ力: 5.0kg
    エキサイティングドラグサウンド無し
  • 自重: 225g
    XG以外 220g
  • スプール寸法: 37/19mm MGLスプール3
  • スプール重量: 16.89g(ベアリング無し)
    PE1.5-150m: 24.66g
  • ナイロン糸巻量(LB): 12-130m,14-110m,16-100m,20-80m
  • PE糸巻量(号): 1.5-210m、2.0-160m、2.5-130m, 3-100m
  • 最大巻上長: 91cm/回転
  • ハンドル長: 45mm(90mm)
    XG以外 42mm(84mm)
  • ベアリング数: 11/1
  • 本体価格: 77,000円(税別)

 

最新のDCブレーキ

21アンタレスDC ブレーキユニット

21アンタレスDC ブレーキユニット

4×8 DC
高速CPUでブレーキ力を緻密に管理。

NEWアンタレスDCは、従来をはるかに上回る情報量をCPUで処理し、ブレーキ力を緻密にコントロールする。ルアーの空気抵抗や風などに起因する失速を速やかに感知して、ブレーキ力を自在かつ細やかに管理。ベストなブレーキセッティングを決めやすいことに加え、バックラッシュを抑制しつつも、スプールの回転ロスを最大限に抑え、かつてない遠投性能を実現した。フルキャストはもちろん、軽めのキャストでもその効果は歴然。低慣性MGLスプールⅢとの相乗効果によって、安定したパフォーマンスを発揮する。

取り外しには 2つのプラスネジを外します。
16アンタレスDCの場合は 3本の M2.5-5mmのネジでしたが、M3のネジに変更になったので、自分が使っていた M2.5-5mmのヘックスネジ(六角)が使えません。
やはりプラスネジは閉めこむ際に舐めやすく、落下の可能性も高くなるので現場での作業がやりずらいので、3mmΦのヘックスネジを探して交換する予定です。

特出すべきは、DCブレーキのマッピング

 

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処理の分解能力が向上し、マイルドながらも細かな制御が行えるようにプログラミングされてます。

 

 

MGLスプール3

新しくなった注目の MGLスプール3を見てみましょう。

スプールサイズは 37Φ×19mmのナロースプールで 16アンタレスDCと同じスプール容量になってます。ナイロンラインだと 16ポンド 100m、PEラインだと 1.5号 210mになってます。

 

21カルカッタコンクエスト200の 38Φ×21mm で 20lb-100mのMGL3スプールだと嬉しかったのですが...

正直 21カルコン200HGとどちらを購入するか悩みましたが、カルコン200HGのギヤ比が 6.5:1(21アンタレスDC HGは 7.4:1)と低く、ハンドル1回転当たりの糸巻き量が 78cmなので候補から外しました。

これは、100サイズと200サイズの巻き上げ量をほぼ同じにするためだろうと思われます。
ギア比7.8程度のXGや、ギア比 7.4のHGのバリエーションにあるなら、迷わず購入していたのに...

スプール重量

スプール重量 16.89g

スプールの単体重量は 16.89gで 2gほど軽量化された印象なのですが...

ベアリング無しスプール

スプールにはベアリングが無い

21アンタレスDCのスプールにはベアリングが装着されていません。

ベアリング重量

ベアリング込みのスプール重量 18.49g

比較の為 1150サイズのベアリングを加算して重量を計測してみると 18.49gでした。
先代のアンタレスDC 三兄弟のスプール重量(ベアリング込み)は以下の通りなので、思ったほど軽くないスプールですね。

  1. 16アンタレスDC(37mmΦ) 18.2g
  2. 17エクスセンスDC(37mmΦ) 18.8g
  3. 18アンタレスDCMD(38mmΦ) 18.9g

 

スプールベアリングが無くても大丈夫なの

従来のアンタレスや、メタニウム、バンタムMGL等はスプールに 1150ZZY04サイズのベアリング(青色)が装着されています。

スプールベアリング付きのX-SHIP構造

従来のスプールベアリング付きのX-SHIP構造

スプールベアリングと X-SHIP構造をイメージすると上記の図のようになっています。
メカニカルブレーキキャップを外すと、中に X-SHIP用 950ZZサイズのベアリング(赤色 右)が入ってます。

 

21アンタレスDCではスプールベアリングは存在しません。
ハンドル側の注油キャップA(メカニカルブレーキ見たいな形状)と、DCブレーキ側の注油キャップBの中にそれぞれ 1030ZZサイズのベアリング(青色)が入っています。

21アンタレスDCのX-SHIP構造

21アンタレスDCのX-SHIP構造

今までの構造とは異なり、スプール軸の両端をベアリングで支える構造になってます。
21アンタレスDCでは、X-SHIP用のベアリングもピニオンギア両端に1280ZZと950ZZサイズ(赤色)のベアリングが存在してますし、決してベアリングをケチっている訳ではありません。

近年では、SLXシリーズ(X-SHIP無し)や、スコーピオン(クラド系)シリーズ、EXSENCE DCSSなどのワイドスプール(25mm幅)の機種に採用されている構造なのです。
(06アンタレスDCなどの XSHIP以前の古い機種も、この構造です。)


勘違いしている方も多いので、追記してみました。

 

取説注油箇所

取扱説明書 注油箇所

ハンドルの注油キャップAを取り外す際には、製品に付属の専用レンチが必要となります。

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注油キャップAは、手でも閉めたり緩めたりする事は出来ますが、爪で引っ掛けたり、きつく握って回さなければならないので、21アンタレスDCには、メカニカルブレーキは存在しないと思った方が良いですね。

 

PEラインを巻いてみた

スプールへの糸止め方法

スプールへの糸止め方法

このスプールには糸止め用の穴が二カ所空いていて、ラインを通して結びつける事が出来ますが、ソルトで使用する場合、強度的にどうなのでしょうか...

PE1.5号を200m巻いてみました。

PE1.5の重量

PE1.5-200m巻いた時の重量 24.66g

その他の機能

ハンドルのガタ付きを無くす為にハンドル軸のベアリングを二重にしてOリングでガタ付きを押さえてます。
引っ張っても、ハンドルがカチカチとならず不快感が無くなりました。
21カルコンにも採用されていますね。

ドラグについて

高価格なリールにも関わらず、エキサイティングドラグサウンドが搭載されていないのが残念です。
ドラグ力は5kgですが、19アンタレスと同じく決して強いドラグではありません。
目一杯閉めこんでもスプールは回ります。
せめてドラグサウンド無しならDCMDのように強化プレートをセットして欲しかった。

  

他のアンタレスとの比較

歴代アンタレス

手持ちの歴代アンタレス

自分は、18アンタレスDCMD、19アンタレス、21アンタレスDCの三機種をいます。

19アンタレスとの比較

19アンタレスと21アンタレスDC

19アンタレスと21アンタレスDC

ボディ形状が似ている 19アンタレスと比べてみます。

鏡面のような19アンタレスを並べてみると、21アンタレスDCはガンメタのようなボディカラーで、サムレスト部分は鏡面ですが、ボディはラメの入った少しソフトフォーカスをかけたようなボディで、少し反射を抑えたボディカラーになってます。

その理由として、19アンタレスのパーミングカップは金属製ですが、21アンタレスDCはプラスチック製なのでメッキ調の塗装になった為だと思われます。

いつも思うのですが、SVS∞リール(遠心)とDCブレーキリール、ブレーキ調整用のノブでMinとMaxの方向を統一してくれないのかなぁ


19アンタレスの美しさにはかないませんね。 

 

ロッドとの組み合わせ

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  • ワールドシャウラ 1832R-2
    19アンタレス HG
  • ワールドシャウラ 17113R-2
    21アンタレスDC XG
  • ワールドシャウラ 17114R-2
    18アンタレスDCMD XG

手持ちのロッドにセットして見ました。軽いルアーは 19アンタレスの独壇場なので 1832Rにベストマッチですが、キャスト性能が求められるシチュエーションでは 1832Rに21アンタレスDCを組み合わせると面白いでしょうね。

 

キャスティングテスト

届いた日はあいにくの悪天候で、強風

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ワールドシャウラ 17113R-2にセットして投げに行って来ました。

 

20g程度のミノーを投げて見ましたが、凄く良い感じ

 

Pモードでは向風、追い風共にラインが膨らみ初めると制御が働き、今までのDCブレーキより緻密なライン制御でバックラッシュを防止している感覚で快適なキャストが決まります。

飛距離も 18アンタレスDCMD+下町スプールには敵わない感じですが、ノーマルDCMDより飛距離は確実に出ていると思われます。

 

追い風になるように位置取りを行い Xモードのブレーキを下げ #1で、風に乗せてフルキャストしてたら、ラインが膨らみ高切れしてしまいました。

調子に乗ってしまいましたね。

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別日にワールドシャウラ1832R-2と組み合わせて軽めのルアーを投げました。
Pモードの下から2番目以上になるとブレーキが膨らみ始めるとバックラッシュ防止機能が働くようです。

ルアーレンジは、他のアンタレスDC兄弟と同じく 3/8oz(10.5g)が投げれて、12g以上になると扱いやすいですね。

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キャストの練習に行ってたら、大きなボイルが広範囲に発生しチャンスだと思い、慌てて コアマン VJ-16に替えてキャストした所、サバの入食いになりました。
その前の朝方に、良型の魚をかけたのですが足元の藻に絡まれラインブレークさせてしまったのが残念ですが...

 

このリールの用途から Xモードは、モノフィラメントラインに最適な設定になっていると思われますが、正直に言って PEラインで使うのであれば、Xモードのみの運用で十分です。(特にデイゲームなど)
ナイトゲームや強風時などには、Pモードを使えばキャスト時に安定して投げれるので安心感が増します。

 

週末に18アンタレスDCMD改との比較を行いましたが、飛距離では 18アンタレスDCMD改(EXSENCE TUNE)の方がブレーキに余力もあり飛距離は出てました。
DCMDの純正ブレーキユニットでは、勝負にならないと思います。

装着している 17EXSENCE DCのブレーキユニットの完成度の高さが PEラインにマッチしていると思います。
キャストの気持ちよさや、巻き心地は 21アンタレスDCの方が優れています。

 

最後に

来年あたりブレーキ設定をPE用に見直して、ボディをマットブラックに塗った、新しい EXSENCE DCが出るのが安易に想像出来ますね。

ボディを見てみると、ナロースプール以外も想定して余白部分もあるので、次期 アンタレスDCMDも期待が持てますね。

少しずつカスタマイズしながら使用していく予定ですので、次回の記事で記載していきますね。